ナラ枯れ被害について

更新日:2021年3月15日

ナラ枯れについて

町内の山間部でナラ枯れの被害が確認されています。

被害の原因

ナラ枯れは、カシノナガキクイムシ(通称:カシナガ)という虫が、ナラ等の樹木の幹に穴を開けて侵入し、体に付着した「ナラ菌」が幹の道管内に入り込み、通水機能が失われ、樹木が枯死してしまいます。
コナラの場合、ナラ菌に感染すると2~3割が枯死しますが、残りの7~8割は生き残るといわれています。また被害は、成熟した中~大径木に集中しており、幹の細い若木や苗木には、感染しがたいことから、地域の森林全体や生態系そのものを破壊するような被害が発生するものではなく、3~5年程度で収束するといわれています。

対策

主な被害対策は伐倒駆除や予防剤注入です。伐倒駆除は、丸太を破砕しチップにする方法と、丸太をビニールシートで被い、薬剤でくん蒸する方法があります。予防剤注入は、幹に穴を開けて薬剤を注入し、ナラ菌の繁殖を防ぎます。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。静岡県ホームページ「カシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害」(外部サイト)

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