離乳食の進め方(初期・中期)

更新日:2024年03月01日

ページID : 2620

離乳食の目的

  • 離乳とは成長に伴い、母乳やミルクだけでは不足してくる栄養素を補うため、少しずつ固形食に切り替え幼児食にしていく過程のことを言います。
  • 離乳食の進み具合は個人差が大きいため、お子さんのペースにあわせ、焦らず進めていきましょう。

開始の目安

生後5、6か月頃になり、以下の様子が見られたら少しずつ始めましょう。

  • 首のすわりがしっかりしている。寝返りができる。
  • 支えてあげると座れる。
  • 食べ物に興味を示す。
  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。

進め方のポイント

  • はじめての食品は1日1種類、1さじから、便の様子に注意しながら進めます。
    慣れてきたら食欲に合わせ量を増やしていきましょう。
  • 離乳食は授乳の前に与え、食べ終わったら母乳や育児用ミルクを与えます。
  • 赤ちゃんは細菌への抵抗力が弱いため、衛生面(食材・道具等)に気を付け、離乳食は十分に火を通したものを与えましょう。
  • 乳児ボツリヌス症予防のため、1歳未満の乳児には、はちみつやはちみつ入りの食品や飲料は与えてはいけません。

離乳初期(生後5~6か月頃)の離乳食

 口に入った食べ物を飲み込むことを覚える時期です。

  • 1日1回から、なるべく毎日同じ時間帯に与えましょう。
  • 授乳は3~4時間の間隔でリズムをつけて与えましょう。
  • 固さ・大きさ:なめらかにすりつぶした状態が目安です。慣れてきたらつぶし方を粗くします。
  • おかゆから始め、1週間ほどたったらすりつぶした野菜を試してみます。
    慣れてきたら、つぶした豆腐、白身魚、卵黄なども試してみましょう。
  • 味付けは必要ありません。

離乳中期(生後7~8か月頃)の離乳食

 口の前の方をつかって食べ物を取り込み、舌とあごでつぶしていく動きを覚える時期です。

  • 1日2回、なるべく毎日同じ時間帯に与えましょう。
  • 授乳は3~4時間の間隔でリズムをつけて与えましょう。
  • 固さ・大きさ:舌でつぶせる固さでみじん切り程度の大きさが目安です。
  • 穀類(主食)、野菜(副菜)・果物、たんぱく質性食品(主菜)を組み合わせて与えましょう。
  • みそやしょうゆなどの調味料も少量使うことができます。だしをきかせ、薄味に仕上げましょう。

離乳食初期・中期の資料

離乳食講習会で配布している資料です。

離乳食の調理動画

タイトルをクリックすると、離乳食の調理動画を視聴することができます。
調理の参考にしてみてください。

だし、野菜スープの取り方

離乳初期(5~6か月頃)

離乳中期(7~8か月頃)

その他

離乳食(後期・完了期)を進める際の参考にご活用ください。

この記事に関するお問い合わせ先

函南町役場 厚生部 健康づくり課(保健福祉センター内)
〒419-0107 静岡県田方郡函南町平井717番地の28
電話番号:055-978-7100
ファックス番号:055-979-4599
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