函南町まるごとサポート事業(重層的支援体制整備事業)

更新日:2024年04月19日

ページID : 4380

重層的支援体制整備事業(まるごとサポート)がスタートしました

社会福祉法の改正により、「重層的支援体制整備事業」が令和3年4月に施行されました。市町村における任意事業ですが、函南町では令和4年4月から「重層的支援体制整備事業」、通称「函南町まるごとサポート」に取り組んでいます。

重層的支援体制整備事業とは

重層的支援体制整備事業は、既存の相談支援や地域づくり支援の取り組みを活かし、子ども・障害・高齢・生活困窮といった分野別の支援体制では対応しきれないような”地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズ”に対する包括的な支援体制を構築するため、「属性を問わない相談支援」、「参加支援」、「地域づくりに向けた支援」を一体的に実施するものです。

重層的支援体制整備事業全体のイメージ図

重層的支援体制整備事業全体イメージ図

事業一覧
事業名 内容
包括的相談支援事業 属性や世代を問わずに包括的に相談を受け止める
  • 支援機関のネットワークで対応する
  • 複雑化・複合化した課題については適切に多機関協同事業につなぐ
参加支援事業 社会とのつながりを作るための支援を行う
  • 利用者のニーズを踏まえた丁寧なマッチングやメニューをつくる
  • 本人への定着支援と受け入れ先の支援を行う
地域づくり事業 世代や属性を超えて交流できる場や居場所を整備する
  • 交流・参加・学びの機会を生み出すために個別の活動や人をコーディネートする
  • 地域のプラットフォームの形成や地域における活動の活性化を図る
アウトリーチ等を通じた継続的支援事業 支援が届いていない人に支援を届ける
  • 会議や関係機関とのネットワークの中から潜在的な相談者を見付ける
  • 本人との信頼関係の構築に向けた支援に力点を置く
多機関協働事業 町全体で包括的な相談支援体制を構築する
  • 重層的支援体制整備事業の中核を担う役割を果たす
  • 支援関係機関の役割分担を図る

事業創設の背景

重層的支援体制整備事業が創設された背景には、地域共生社会の実現があります。
地域共生社会とは、制度や分野ごとの「縦割り」「支えて」「受け手」という垣根を越えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源(さまざまな取り組みや制度、ボランティアなど)が世代や分野にかかわらずつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共につくっていく社会を目指しています。
重層的支援体制整備事業は、地域共生社会を実現するための新たな取り組みの一つです。

町での事業実施ついて

町民が抱えるさまざまな「困りごと」の相談を包括的に受け止め、複雑化・複合化しているケースについては、新たに実施する「多機関協動事業」にて、包括化推進員が、困りごとの解決に向けて、関係機関と連携・協働して支援を行います。

相談先がわからない「困りごと」はまずは身近な相談窓口に相談してください

函南町では、新たな相談窓口を設置するのではなく、既存の相談窓口が、「困りごと」を受け付け、重層的支援体制整備事業の一環として、各支援機関と連携しながら本人や地域の方々と共に問題解決に向けて一緒に考えていきます。

相談先一覧
相談先 連絡先
地域包括支援センター(保健福祉センター内) 055-978-1700
相談支援事業所リベルテ 055-978-4187
子育世代包括支援センター(Helloあかちゃんおひさまルーム)
子育て世代包括支援センター「Helloあかちゃんおひさまルーム」のご案内
055-978-7100
福祉総合相談(社会福祉協議会)
ご相談
055-978-9288
函南町役場各課窓口での相談 各課連絡先

「縦割りの支援」から「包括的な支援」へ

これまでは、それぞれの担当課が、担当分野に関する支援を行ってきましたが、各分野の狭間のニーズにうまく対応できないことがありました。
これからは、複合化・複雑化した相談については、各分野の連携・協働による包括的な支援を実施します。

函南町まるごとサポート事業チラシ(表)

まるごとサポート事業チラシ表面

函南町まるごとサポート事業チラシ(裏)

まるごとサポート事業チラシ裏面

この記事に関するお問い合わせ先

函南町役場 厚生部 福祉課 地域福祉係
〒419-0192 静岡県田方郡函南町平井717番地の13
電話番号:055-979-8170
ファックス番号:055-979-8143
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