帯状疱疹ワクチン定期予防接種

更新日:2025年03月17日

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帯状疱疹ワクチンの定期接種と任意接種の一部助成制度について

令和7年4月1日より、帯状疱疹ワクチンの定期接種が始まります。また、令和6年11月1日より行っている任意接種の一部助成制度も引き続き行います。

それぞれの制度は、対象者が異なります。こちらのページでは、定期接種についてご案内します。定期接種対象外の人は、帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用一部助成のページ(下記リンク)をご覧ください。

帯状疱疹とは

帯状疱疹とは、過去に水ぼうそうにかかった人の中に潜んでいたウイルスによって発症し、痛みとともに水膨れを伴う赤い発疹ができる皮膚疾患です。後遺症として不快な痛みが長く続く帯状疱疹後神経痛が約20%発症するといわれています。帯状疱疹の予防接種をすることで疾患の発症および重症化を予防できる効果に期待できます。

帯状疱疹ワクチンの効果及び副反応

帯状疱疹のワクチンは2種類あります。

帯状疱疹ワクチンの効果及び副反応一覧
種類

乾燥弱毒生水痘

ワクチン

(生ワクチン)

乾燥組換え帯状疱疹

ワクチン

(不活化ワクチン)

接種回数 1回 2回
接種方法 皮下注射 筋肉注射
発症予防効果 約60% 約90%
持続性 5年から10年 10年以上
副反応等 注射部位の腫れや痛み:5%以上、皮膚の発疹や倦怠感:1~5%、関節痛:1%未満 注射部位の腫れや痛み:10%以上、倦怠感:1~10%未満、関節痛:1%未満
接種できない方(持病などにより治療を受けている場合) 化学療法やステロイド剤等免疫を抑える治療をしている人、ガンマグロブリン製剤を使用している人  

厚生労働省ワクチン分科会資料、ワクチン添付文書より

予防接種の対象及び接種方法等

対象

接種当日に函南町に住民登録があり、下記のいずれかに該当する人で、帯状疱疹ワクチンを接種したことが無い人

65歳:昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生まれ

70歳:昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生まれ

75歳:昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生まれ

80歳:昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生まれ

85歳:昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生まれ

90歳:昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生まれ

95歳:昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生まれ

100歳以上:昭和元年4月1日以前生まれ

60~64歳の人で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な人。

接種方法

定期接種の対象の人には、4月上旬に町から予防接種のご案内と予診票が送られます。

転入の人は、健康づくり課に予診票の申請をしてください。

接種期限

令和8年3月31日(火曜)まで

自己負担金額

希望するワクチンを選んでください。

自己負担金額一覧
ワクチンの種類 1回の自己負担金額 接種回数
乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン) 4,800円 1回
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン) 12,000円

2回

不活化ワクチンの2回目は1回目から原則2か月以上6か月までになります。

(注意)生活保護を受けている人は無料です(事前に健康づくり課に申請が必要です)

指定医療機関

接種が受けられる医療機関は、対象の人へ予診票とあわせて郵送で案内します。なお、集団接種会場の設置はありません。

変更点につきましてはこちらでお知らせします。

函南町、伊豆の国市、伊豆市の指定医療機関以外(県内)で接種を受けたい場合は、下記リンクをご覧ください。県外で接種を受けたい場合は、事前に健康づくり課にご相談ください。

持ち物

函南町発行の予診票(薄橙色)、自己負担金、函南町民であることが証明できるもの(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など)

(注意)不活化ワクチンを接種する人は、2回目の接種の際、1回目の接種済証を医療機関に持参してください。

その他

帯状疱疹ワクチンの定期予防接種の詳細につきましては、厚生労働省のホームページもご参照ください。(下記リンク)

この記事に関するお問い合わせ先

函南町役場 厚生部 健康づくり課(保健福祉センター内)
〒419-0107 静岡県田方郡函南町平井717番地の28
電話番号:055-978-7100
ファックス番号:055-979-4599
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