LGBT(性的マイノリティ)に関する正しい理解を
知っていますか、様々な「性のあり方」
「性のあり方」は、一般的に言われる「男性」「女性」という2通り以上にもっと多様であるという考え方が広がってきています。
生物学的な性(体の性)と性の自己意識(心の性)が一致しない人、性的指向(人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念)が、同性や両性(男女両方)に向いている人などがいます。
社会的には少数派となるそうした人たちのことを「性的マイノリティ」といいます。
- Lesbian(レズビアン)女性の同性愛者
- Gay(ゲイ)男性の同性愛者
- Bisexual(バイセクシュアル)両性愛者
- Transgender(トランスジェンダー)体の性と心の性が一致しないという感覚(性別違和)を持つ人(医学上の診断名「性同一性障害」より広い概念)
上記4つの単語の頭文字をとってLGBTと呼ばれています。LGBTは、性的マイノリティの人を表す総称のひとつです。
このほかにも、無性愛者(性愛的な関係を求めない人)や、クエスチョニング(自分自身のセクシュアリティを決められない、分からない、または決めない人)、エックスジェンダー(男性・女性のいずれかとは明確に認識していない人)など、様々なセクシュアリティが存在します。
性的マイノリティの当事者は、少数派であるために周囲の人の無理解や偏見から、様々な困難を抱えることがあります。
すべての人が輝き、活躍できる社会の実現のためには、すべての人がこうした様々な「違い」を「個性」と考え、互いに認め合うことが必要です。
性的マイノリティに関する偏見や差別をなくすための取り組み、相談の受付等について、法務省公式サイト(https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00126.html)でも紹介されています。
この記事に関するお問い合わせ先
- この情報はお役に立ちましたか?
-
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。
更新日:2024年03月01日