天然記念物(県指定)
平井に位置する天地神社のクスと大竹に位置する春日神社のクスの2件が指定されています。かつては樟脳(しょうのう)製造の原料として造林も各地で行われていましたが、開発や生活様式の変化により、現在では神社や寺に残るだけとなっています。
クスは寿命が長く大木も多いことから、天然記念物に指定されているものも少なくありません。
天地神社のクス
樹高(じゅこう)39.0メートル、目通幹囲(めどおりかんい)10.6メートル、根元周囲(ねもとしゅうい)17.8メートル、枝張り東西30.6メートル×南北37.1メートルで推定樹齢は950年(平成3年の記録)です。

天地神社のクス(根回り部分)

天地神社のクス(全景)
春日神社のクス
樹高(じゅこう)17.5メートル、目通幹囲(めどおりかんい)9.4メートル、根元周囲(ねもとしゅうい)11.33メートル、枝張り東西27.0メートル×南北20.5メートルで推定樹齢は850年(平成3年の記録)です。
樹勢(じゅせい)は極めて良く5月の新芽が伸びる頃が最も色鮮やかで美しいです。
以前は樹高(じゅこう)が20メートル以上ありましたが、火災や新幹線の工事で枝払いされました。また数株あったうち北側の巨木だけが残り現在に至っています。

春日神社のクス(根周り部分)

春日神社のクス(全景)
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更新日:2024年03月01日