史跡と天然記念物(町指定)

更新日:2024年03月01日

ページID : 786

町指定の記念物では、2つの横穴群が史跡に、断層跡と社叢が天然記念物に指定されています。

史跡

八重窪横穴群

現在までに38基が確認され、北伊豆の横穴群の単位構成を研究する上で基本となる遺跡として評価され、一部の調査により七世紀の後半には形成が始まっていたことが判明しています。

森の中に人一人入れるくらいの穴が3つから4つ空いていて周りは木の根や倒木、竹などが生い茂っている写真

八重窪横穴群

中里横穴群

現在までに3群51基が確認され、狩野川(かのがわ)左岸の北江間横穴群を中心とした地域で、最大かつ中心的な横穴群として知られている。
中には幅3メートルから4メートル、玄室2つをもち全長が7メートルを超える(入り口側は未確認)巨大なものもあり、横穴群の形成は七世紀前半から始まっています。

落ち葉や雑草や木が生い茂っている中に小道がありその先に人一人が入れるくらいの穴が大小4つあり横並びに並んでいる写真

中里横穴群

天然記念物

火雷神社(からいじんじゃ)の断層

国指定の丹那断層と同じ断層上のズレの跡。ここでは鳥居と階段の間に断層が走り、両者が地上の目印となって1メートル余のズレが見て分かります。丹那断層とともに世界的にも大変著名な断層跡です。

古びた木で出来た少し大きい祠の下に緑色に変色した石の階段が2列並んでいて右と左で階段の位置が上下にずれていて周りには入れないように囲いがしてある写真

火雷神社の断層

火雷神社(からいじんじゃ)の社叢

タブノキ(タマグス)3本を中心とした樹木・潅木類で構成される社叢。タブノキは比較的低地に多く分布しますが、ここは県内3番目の高所に位置し、樹高(じゅこう)も3本のうち最も高いものは県内第2位の巨木です。

大きな木が三本ほど伸びていてその奥に木造の小屋があり手前には緑色の石段が2列あって奥の階段が手前の階段より上にずれていて周りは入れないよう囲いがされている写真

火雷神社の社叢

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函南町教育委員会 生涯学習課
〒419-0122 静岡県田方郡函南町上沢81番地
電話番号:055-979-1733
ファックス番号:055-979-1744
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