畜産の概要
函南町の畜産農家について、昭和30年代まで家畜の飼養農家は小規模ながら町全域に分布していましたが、昭和40年代前半より畜種ごとに専門的に飼養する農家に集約され、現在は乳牛が主体となっており、地域的には町東部山間地域に集中しています。中でも丹那地域の酪農は歴史が古く明治14年に端を発しており、早くから畜産小組合等の組織化を進めるとともに、乳牛改良に取り組み、酪農の振興が図られ、専業的酪農地帯が形成されています。また、当地域の函南東部農協は、酪農協として昭和30年に丹那牛乳の販売を開始し、生産から販売まで一貫した経営形態を築いており、生産額から見ても町の主要産業となっております。しかしながら、牛乳価格の低迷、生産調整、飼料の高騰が続き、飼養頭数、飼養農家ともに減少しています。
年次 | 飼育種別戸数 (乳用牛) |
飼育種別戸数 (肉用牛) |
---|---|---|
平成7年 | 乳用牛72戸 | 肉用牛17戸 |
平成12年 | 乳用牛52戸 | 肉用牛10戸 |
平成17年 | 乳用牛39戸 | 肉用牛16戸 |
平成22年 | 乳用牛25戸 | 肉用牛15戸 |
平成27年 | 乳用牛22戸 | 肉用牛19戸 |
令和2年 | 乳用牛15戸 | 肉用牛14戸 |
出典:農林業センサス
年次 | 飼育種別頭数 (乳用牛) |
飼育種別頭数 (肉用牛) |
---|---|---|
平成7年 | 乳用牛2,601頭 | 肉用牛223頭 |
平成12年 | 乳用牛2,245頭 | 肉用牛255頭 |
平成17年 | 乳用牛1,973頭 | 肉用牛539頭 |
平成22年 | 乳用牛1,257頭 | 肉用牛376頭 |
平成27年 | 乳用牛1,289頭 | 肉用牛498頭 |
令和2年 | 乳用牛1,085頭 |
肉用牛354頭 |
出典:農林業センサス
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更新日:2024年03月01日